現在、お店で主に使っている料理用の器は陶芸家の清水志郎さんが作られたものになります。
初めての出逢いはうちに何度か来てくださっていたお客様で陶芸家さんの個展にご招待いただいた時で、同期間・同じ会場(SHOP&GARELLY YDS)の1階で志郎さんが個展を開催されていました。共通の友人・知人が多いのでその後も何度かお会いすることがあったのですが、うちのために器を制作していただけるとは思いも寄らないことでした。きっかけはご家族で食事をしに来てくださった時だと思います。陶芸の世界に疎い私たちは色々質問をしたりしてお話を聞かせてもらっているうちに、有難いことに事が運んで作っていただけることになったのでした。
のちに京都にあった自宅兼工房に伺って打ち合わせを重ねて実現に至りました。
2019年3月に開催されたYDSさんでの個展期間にイベントの一つとしてランチ提供をする機会をいただき、その日の朝に届いたのがスープカップになります。
その後も引き続いて沢山の個展の準備も抱えられながら、ナイフ・フォークでガタガタしないようにと何度も何度も焼き直しをしてくださって完成したのが一番大きなメイン皿で、前菜皿とパン皿は釉薬や灰、窯の熱との化学反応で出来た色や模様がそれぞれに違っています。ちなみにカトラリーレストは一緒に作らせていただき、モチーフはMANEの英語の意味から来た ‘(馬の)たてがみ’ です。
これからも沢山の方に器と共に食事の時間をお楽しみいただけますように。
https://www.instagram.com/shimizushiro/
追記:この記事を書いた日にSHOP&GARELLY YDSさんからお知らせが届いていました。今年の8月末にギャラリーを一旦閉じられ、新たな活動へ向けて準備をされているとのことです。新しい屋号はNunuka Life(ヌヌカライフ)さんです。今後が楽しみです。